- 2018/03/11
中小企業診断士の2次試験は、
1次試験で得た知識を
「実務でどう使うか」を問う、
非常に実戦的な試験です。
2次試験は
「筆記試験」と「口述試験」
の2段階に分かれており、
特に筆記試験が最大の難関とされています。
1. 2次試験の概要とスケジュール
2次試験は例年、
1次試験合格後の10月下旬(筆記)と、
翌年1月下旬(口述)に実施されます。
●筆記試験
4つの事例(各80分)に基づく記述式試験
10月下旬の日曜日
●口述試験
筆記の事例に基づいた個人面接(約10分)
1月下旬の日曜日
筆記試験の4つの事例
① 事例I(組織・人事):組織構造や人事制度、承継など
② 事例II(マーケティング・流通):ターゲット選定、プロモーション、ブランドなど
③ 事例III(生産・技術):工程管理、納期短縮、コスト削減など
④ 事例IV(財務・会計):経営分析、キャッシュフロー、投資意思決定(計算含む)
2. 難易度と合格率
2次試験の合格率は
例年18〜19%前後で安定しています。
相対評価の性質
1次試験のような
「絶対評価」ではなく、
受験生の上位約2割が合格する
「相対評価」に近い試験と言われています。
「正解」が公表されない
公式な解答が発表されないため、
独学者が「何が正答だったのか」を
把握しづらいのが難しさの要因です。
3. 合格基準
筆記試験
総点数の60%以上、
かつ1科目でも40%未満がないこと。
口述試験
評定が60%以上であること。
※口述試験の合格率は
例年99%以上であり、
筆記を通過すれば
ほぼ合格と言われています。
4. 対策のポイント
2次試験は知識量よりも、
「与件文(企業の現状)から
情報を抜き出し、
論理的にまとめる力」
が求められます。
「ふぞろい」シリーズの活用
独学者の定番教材です。
合格者の再現答案から、
採点基準に近いキーワードを学習できます。
一貫性のある解答
「強み(S)」を活かして
「機会(O)」を捉えるといった、
SWOT分析に基づく論理的一貫性が重要です。
事例IVの徹底強化
唯一、計算という
「明確な正解」がある科目です。
ここで得点を稼ぐのが合格への近道です。
2次試験は「試験」というより
「コンサルティングの疑似体験」
に近いため、
パズルのように要素を組み合わせていく
感覚を掴むことが重要です。
2次試験の口述試験対策
筆記試験通過後に行われる
口述試験の流れや
準備方法を把握するのに役立つ動画です。