中小企業診断士の2次試験について

中小企業診断士の2次試験は、
1次試験で得た知識を
「実務でどう使うか」を問う、
非常に実戦的な試験です。

2次試験は
「筆記試験」と「口述試験」
の2段階に分かれており、
特に筆記試験が最大の難関とされています。

1. 2次試験の概要とスケジュール

2次試験は例年、
1次試験合格後の10月下旬(筆記)と、
翌年1月下旬(口述)に実施されます。

●筆記試験

4つの事例(各80分)に基づく記述式試験

10月下旬の日曜日

●口述試験

筆記の事例に基づいた個人面接(約10分)

 1月下旬の日曜日

筆記試験の4つの事例

① 事例I(組織・人事):組織構造や人事制度、承継など

② 事例II(マーケティング・流通):ターゲット選定、プロモーション、ブランドなど

③ 事例III(生産・技術):工程管理、納期短縮、コスト削減など

④ 事例IV(財務・会計):経営分析、キャッシュフロー、投資意思決定(計算含む)

2. 難易度と合格率

2次試験の合格率は
例年18〜19%前後で安定しています。

相対評価の性質

1次試験のような
「絶対評価」ではなく、
受験生の上位約2割が合格する
「相対評価」に近い試験と言われています。

「正解」が公表されない

公式な解答が発表されないため、
独学者が「何が正答だったのか」を
把握しづらいのが難しさの要因です。

3. 合格基準

筆記試験

総点数の60%以上、
かつ1科目でも40%未満がないこと。

口述試験

評定が60%以上であること。

※口述試験の合格率は
例年99%以上であり、
筆記を通過すれば
ほぼ合格と言われています。

4. 対策のポイント

2次試験は知識量よりも、
「与件文(企業の現状)から
情報を抜き出し、
論理的にまとめる力」
が求められます。

「ふぞろい」シリーズの活用

独学者の定番教材です。

合格者の再現答案から、
採点基準に近いキーワードを学習できます。

一貫性のある解答

「強み(S)」を活かして
「機会(O)」を捉えるといった、
SWOT分析に基づく論理的一貫性が重要です。

事例IVの徹底強化

唯一、計算という
「明確な正解」がある科目です。

ここで得点を稼ぐのが合格への近道です。

2次試験は「試験」というより
「コンサルティングの疑似体験」
に近いため、
パズルのように要素を組み合わせていく
感覚を掴むことが重要です。

2次試験の口述試験対策

筆記試験通過後に行われる
口述試験の流れや
準備方法を把握するのに役立つ動画です。

TOP
error: Content is protected !!