- 2026/04/04
金﨑講師が登壇し、
受講生55名分の再現答案を
TACの解答例を基準に
独自に採点・集計したデータをもとに、
各事例(事例I〜事例IV)
の設問ごとの難易度(A〜Eランク)
キーワードの網羅率、
平均点、
最高点などを非常に詳しく解説しています。
動画の主な内容と各事例のポイント
動画全体を通じて、
受験生がどのキーワードをどのくらい書けていたか、
どこで差がついたのかが
具体的な数値(%)とともに網羅されています。
1. 事例I(組織・人事) 【全体平均:34点 / 100点満点(TAC基準)】
第1問(ファブレス化の理由)[Cランク]
技術革新や小ロット化、
顧客ニーズ対応などのキーワードは
過半数が書けていたものの、
外部の専門性活用を指摘できた人は
約3割と少なめ。
第2問(3代目の早期統括)[Cランク]
「社外経験・人脈の活用」
は9割以上が書けていたが、
「前例にとらわれない変革」や
「スピード(早期)」
に触れた人はわずか。
第3問(ドメイン拡大の利点・欠点)[Cランク]
利点の「リスク分散」「シナジー」、
欠点の「経営資源の分散」などは比較的書けていた。
第4問(外部企業との関係発展)[Eランク]
現状の一方向から
「双方向の関係」
「パートナー」への発展を
綺麗に整理できた人は少なく、
平均1点と非常に低い壊滅的な結果に。
第5問(長期ビジョンと解決策)[Dランク]
「新規顧客・市場開拓」
の課題は書けていたが、
具体的な
「段階的・計画的な営業組織化」
まで踏み込めた答案は少なめ。
2. 事例II(マーケティング・流通) 【全体平均:37点】
第1問(SWOT分析)[Bランク]
感染症による接触回避(脅威)や
自宅食ニーズ(機会)などは
高確率で拾えていたが、
ecサイトの競合まで書けた人は少なめ。
第2問(オンライン販売戦略)[Dランク]
ターゲットを
「全国の食通」とし、
「手作り豆腐セット」を
コラボやレシピ付きで売るという戦略。
豆腐そのものを売ると書いてしまった誤りも見られた。
第3問(移動販売の高齢者対策)[Dランク]
フランチャイザー・フランチャイジーそれぞれの役割。
電話での接点や愛顧向上など、
全体的に受験生の記述が
ばらつき難度が上がった。
第4問(新商品開発とコミュニケーション)[Dランク]
和菓子店との共同開発。
インスタントメッセンジャー(IM)の活用や
口コミの拡散は半数以上が書けていたが、
コ・ブランディングまで書けた人はおらず。
3. 事例III(生産・技術) 【全体平均:18点(非常に難解)】
第1問(強みと弱み)[強みC / 弱みD]
強みとして
「一貫生産体制」を書いた人が
約9割と非常に多かったが、
弱みの
「収益構造(価格品への依存)」
まで書けた人はわずか。
第2問(製造工程の効率化・課題)[Eランク]
第3問(自社ブランド開発の課題)[Eランク]
2問目・3問目は
受験生の解答が極めてバラバラになり、
TAC基準ではほぼ壊滅状態。
(平均点が極めて低い)
生産計画の修正や
在庫把握のニュアンスに
受験生が苦慮した跡が見られる。
第4問(熟練技術の活用と標準化)[Dランク]
「高級感の追求」を選んだ人が約6割。
標準化を選んだからといって
即不合格になるわけではなく、
その後のOJTや職人養成のロジックが重要と解説。
4. 事例IV(財務・会計) 【全体平均:41点】
第1問(経営分析)[Bランク]
棚卸資産回転率、売上高営業利益率、
自己資本比率など。
比較的多くの人が指標を合わせられていた。
第2問(NPV・設備投資)[Eランク]
計算プロセスの部分点を考慮せず
結論のみで採点したため、
設問1〜3を完答できた人はほぼおらず、
非常に低い平均点に。
第3問(CVP分析)[Cランク]
設問1の正解率は約7割と高かったが、
設問2は端数処理(四捨五入や切り捨てなど)のミスで
明暗が分かれた。
第4問(記述問題)[Dランク]
移動販売撤退による資源集中、
利益率改善などのメリット、
および高齢化などの地域特性について。
動画のメッセージ
金﨑講師は最後に、
「予備校の採点基準を
厳格に当てはめると
点数は低く出るが、
本試験では記述のプロセスや
独自の切り口でも
部分点が入っているはず。
答案がバラついているということは
全員にチャンスがあるということなので、
合格発表まで
希望を捨てずに過ごしてほしい」
と受験生へエールを送っています。