2018年(平成30年) 事例Ⅱ答案 橋詰秀幸

2018年(平成30年) 事例Ⅱ
B社は、X市市街地中心部にある老舗日本旅館である。明治初期に創業し、約150 年の歴史をもつ。2年前、父親である社長が急死し、民間企業に勤めていた30歳代後半の長男が急きょ事業を承継することになり、8代目社長に就任した。資本金は 500万円...

第1問

「顧客面で常連ビジネス客8割インバウンド客2割、前者は減少傾向で後者は和の風情を求め急増中。競合面で遠距離の駅前にチェーン系ビジネスホテル2軒、近隣に競合無し。自社面で和の風情と文化の香りに満ちた施設や美術品の配置、外国語対応可能、各室に洋式施設、バス対応可能な駐車場あるが、大浴場や夕食提供はない。」149字

第2問

「掲載情報は、インバウンド客を標的に、和の献立と器に拘った朝食、古風な和室、苔むした庭園、海外で有名な芸術家の美術品、英語に堪能な従業員、和の風情と文化の香りに満ちた雰囲気と利便性を訴求する情報である。」100字

第3問

「英語の堪能な従業員のガイドで、城跡、歴史的大型建造物、山車引き体験、和装店、銭湯、劇場、美術館、連続ドラマ舞台の散歩やスイーツ・和菓子食べ歩きで美しい街並みと活気を味わってもらい、SNS等への投稿を促す。」100字

第4問

「地域の事業者やボランティアと協力し、大都市圏や空港からの観光客を対象に、夜通し続く祭り見物や連続ドラマ舞台の名刹の夜間ライトアップ、夕食の飲食店、銭湯等を巡るバスツアー等を企画し、宿泊需要を喚起する。」100字

(引用:橋詰秀幸さんの著作)

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