2017年(平成29年) 事例Ⅱ答案 橋詰秀幸

2017年(平成29年) 事例Ⅱ
B社は資本金1,000万円、社員3名、パート3名の寝具小売業である。創業以来、地方都市X市の商店街に1階と2階を合わせて300m2強の売場の1店舗を構えている。B社は1955年に現社長の父親が創業し、1970年に現社長とその夫人である副社長...

第1問

(a)「強みは、丁寧な接客への信頼と詳細な顧客台帳、副社長の裁縫・刺繍技術や関係性構築ネットワーク、後継者の保育関係知識である。」60字

(b)「大型スーパーの寝具売場は商品品質や接客対応に弱みがあり、県庁所在地の百貨店は遠方で欲しいものが確実に手に入るとは限らない。」60字

第2問

「施策は、顧客の住所・購買記録・嗜好が記録されたデータベースを活用し、①予約会DMを該当顧客住所へ送付、②井戸端会議で画像を使い該当顧客を直接勧誘、③顧客嗜好の観点で厳選した品揃えで、『欲しいものを近くで確実に買える』ニーズを満たすことである。」120字

第3問

「施策は、核家族世帯や介護のため建築・改装を行うシルバー世代顧客に対し、中小建築業者と連携して商品品質・接客力・提案力を活かし、①子育て世代への贈答としてのベビー用寝具、②本人のための介護ベッドや利便性向上のため日用品配達を提案することである。」120字

第4問

「施策は、30歳代の子育て世代を標的顧客として保育園への入園準備教室や快眠教室等のイベントを開き、後継者が熟知する保育園ごとのルールに合った副社長の裁縫・刺繍技術を活かした昼寝用布団や手さげカバンや快眠のためのベビーベッド等を販売することである。」120字

(引用:橋詰秀幸さんの著作)

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